石波義人の俳優日誌

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劇団昴公演『うつろわぬ愛』

財団法人現代演劇協会から独立した新生劇団昴の旗揚げ公演『うつろわぬ愛』の稽古がたけなわです。

チェーホフの小説『谷間』を翻案戯曲化したこの作品は、たびたび昴に賞をもたらすわれらが客員演出家ジョン・ディロンによって稽古が進められています。

1921年のアメリカ・ノースカロライナの田舎町に設定を変えて繰り広げられるこのお芝居は、我々の身近にもよくある跡継ぎ問題をからめて、人間の欲望の様とその行き着く先を描いていますが、とても深い感動を与えてくれる作品だと思います。

家族コーラスで生計を立てる貧しい一家の楽しいコーラスシーンがいくつかある上に、演出がジョンさんですから、これはもうよい芝居にならないわけがありません。

今日は詳しく記事にする時間がありませんが、稽古の様子などは右のリンクの<劇団昴のホームページ>をクリックして御覧ください。
とてもよい芝居ができそうですよ。
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by scrooge9902 | 2007-07-12 15:11 | 日誌

7月5日 『ボールは高く雲に入り』開幕

『ボールは高く雲に入り』の公演の幕が開きました。

今日はこの芝居の魅力的な出演者を紹介します。

まずトップバッターは・・・
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余命わずかと宣告されながらも、野球への情熱をまっとうする梶本役の清水明彦さん。
彼の役は映画ではロバート・デニーロが演じましたが、清水さんには確かにデニーロに似ているところがあります。
楽屋で皆が『ますますデニーロに似てきたね』などと冷やかし半分で冗談を言うと、デニーロの真似を一くさりやってみんなを楽しませてくれます。

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梶本の野球への情熱をまっとうさせてやるため、周囲の誤解と戦いながら梶本を守り続ける大澤投手役の平井真軌さん。
彼は分量の多いせりふをいち早くほぼ完璧に覚え、稽古の進行を大いに助けてくれました。
芝居への取り組み方が真摯で真剣で、普段も礼儀正しい好もしい人です。

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うすのろのキャッチャー梶本を最後まで嫌う、憎まれ役のピッチャー長田を好演する岩崎正寛さん。
この芝居では舞台上で実際にキャッチボールやノックのシーンがあり、それがこの芝居の売りでもありますが、彼に与えられた役目は舞台上でのピッチング。
彼はこれに応えるため、稽古中も毎日、本番中も毎日、黙々とピッチングの練習をしています。
それでも、時折あらぬ方向へボールがいったとしてもそれはそれ、これもライブのよさと思って観客の皆様お許しあれ。

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ピンチを救うファインプレーをするのがこの人、五十嵐の役を演ずる高橋克明さん。
ハスに構えた役作りをしているのに、時折ふっと見せる優しさが私はたまらなく好きです。

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梶本に正捕手の座を奪われる中年のキャッチャー壌を演ずる蔵本康文さん。
彼の役にはドラマがあります。35歳の誕生日にする彼のスピーチは胸を打ちます。

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監督の希望の星、新人キャッチャーの守谷を好演する田島俊弥さん。
彼は新潟の某高校で甲子園出場まで果たした、本当に野球ができる人です。
この芝居の野球シーンは彼の指導なくしては成立しなかったでしょう。特に彼が考えた、チームをまとめるための掛け声は一見に値します。

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この人を忘れるわけにはいきません。
チームの誇るホームランバッター志田を演ずる田中美央さん。
この人が打席に入る時に見せるパフォーマンスはお客さんを大いに沸かせています。

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球団のマネージャー、黒澤役の佐藤しのぶさん。
彼女は大澤投手がなぜ梶本を球団に残したがったのか、その真相を突き止めようとします。

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梶本が惚れて結婚を望んだ相手、圭子役の佐古真弓さん。
クラブで働く彼女が梶本との結婚を承諾したのは別の思惑があったようです。

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日報の新聞記者伊東役の仲野裕さん。
この人は正岡子規にあこがれ、子規が野球好きなのを知ってから野球ファンになった地元の新聞記者で、それゆえこのチームに対する思い入れは人一倍強いのです。

おっと、忘れるところでした。
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独立リーグ野球チームクックルーズの監督役の石波義人です。
私は以上で紹介した個性的な面々をまとめ、ひたすら優勝に向けて突き進みます。


この記事を作成中に朝日新聞の劇評が出ました。
<野球の向こうに人生の影が透けて見えてくる>という、とてもよい劇評です。
皆様、切符が売り切れる前に、ぜひご来場ください。

エクストラカットの写真を2枚。
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俳優座劇場のそばには今話題の東京ミッドタウンがあります。

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この二人の友情がこのお芝居では熱く語られているのです。
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by scrooge9902 | 2007-07-08 21:26 | その他の演劇公演



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