石波義人の俳優日誌

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『人猫』旅日誌 1月27日 盛岡へ移動 旧友との再会

昨日は盛岡での場当たりでしたが、その後で、31年前、別府の杉の井ホテルのショウで一緒に仕事をした友人に20年振りに会うことが出来ました。

当時上演されたのは火野葦平原作の『花と龍』という和製ミュージカルで、彼が主役の玉井金五郎役、私が彼の右腕となる森新之助役を演じて、四国中国九州の各地からバスを連ねて訪れるお客さんを大いに沸かせたものです。

この時の演出は広渡勲、振付が川西清彦という名コンビで、彼らは昨年佐藤しのぶさん主演のオペレッタ『メリー・ウィドウ』を大成功に導いたりしていますが、実は9年前麻実れいさんと吉元和彦さんと私の三人だけの出演者で盛りあげた『麻実れいリサイタル 巴里物語』の折にもとても素敵なショウに仕立てていただき、私はとても楽しい体験をさせてもらいました。

別府でのショウに出演して以来、このお二人は私が大変敬愛する先生方ですが、特に広渡さんにはミラノスカラ座の引っ越しオペラ公演の折、エキストラの仕事をいただき、プラシド・ドミンゴの2メートル後ろで兵士役をやらせてもらったり、ベジャールが振り付けしジョルグ・ドンが踊った『ボレロ』にちょっとだけうごめく(?)役で出演させてもらったりと、世界の超一流の歌い手やダンサーと共演させていただきました。

こんな体験は別にどうということもないようなものですが、一流の人のプレイを間近に見られたことは、私にとって大きな自信になりました。

だいぶ話が脱線しましたが、旧友とは昔のことや昔の友人たちのことをいろいろ話せて、とても楽しい夕べでした。

彼は神明町で「スパゴ」というスパゲッティの店をやっています。
美味しいですよ。スパゲッティがお好きな方はいらして見てください。

『花と龍』パンフレット
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見せ場の一つ、パナマ丸のシーン
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         中央が金五郎役の私の友人、右側が私。
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by scrooge9902 | 2009-01-28 23:22

『人猫』旅日誌 1月25日 秋田

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今日は一日雪が降りしきる中、明日の公演のための場当たりでした。

大変寒いです!
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by scrooge9902 | 2009-01-25 19:33

『人猫』旅日誌 1月24日 乳頭温泉

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今日は山形から秋田への移動日で場当たりもありません。

そこで、音響スタッフの渡辺さんの案内で田沢湖近くの乳頭温泉に寄り道することにしました。

大曲から一時間半ほど車を走らせると、秘湯といわれるこの「鶴の湯」に着きました。

乳白色のこのお湯は柔らかい水質で、時間が許せばいつまでも入っていたいようなロケーションにありました。

写真一枚目、「鶴の湯」入り口。

二枚目、露天風呂の横を流れるせせらぎ。

三枚目、中の湯に隣接するあずまや。

四枚目、和泉沢君と。

五枚目、秘湯ツアーに参加したメンバーと、秋田の美味しいものをたくさんいただきました。
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by scrooge9902 | 2009-01-25 11:47

『人猫』旅日誌 1月23日 山形 こころの劇場

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山形でのこころの劇場も、子供たち引率の先生共に喜んでくれたようで、翌日の山形新聞に割りと大きな記事が写真入りで掲載されました。
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by scrooge9902 | 2009-01-24 12:32

『人猫』旅日誌 1月22日 山形へ移動して場当たり

山形はすっかり雪景色で、市民会館の回りにもまだ雪がたくさん残っておりました。

市内のスーパーで私の好きな干し柿を見つけ、今年度初めていただきました。
美味しかった!
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by scrooge9902 | 2009-01-22 20:53

『人猫』旅日誌 1月21日 郡山 休演日

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この休日をどうしようかと考えましたが、結局郊外の郡山温泉に行き、南川渓谷を歩き、十割蕎麦を食べてその後映画を見ました。


郡山温泉はバスで30分ほど行った畑の中にあり、地元の人が銭湯代わりに利用するような温泉で、循環式だが天然の湯で、景色がよいわけじゃないけど露天の風呂があり、なにより300円と料金が安いのが取り柄のところでした。

またホテルでもらったパンフレットの宣伝文句に釣られて南川渓谷を歩きましたが、ここは地元の人に尋ねても誰も知らないようなところで、幅12、3メートルほどの渓谷をあまりきれいではない水が流れておりました。

この渓谷を30分ほど歩き下ると五百渕という、野鳥を観察できるので有名な池があり、6年ほど前『屋根の上のヴァイオリン弾き』の全国ツアーの折、友人の案内で野鳥を見に来たことがありますが、その池も湖水の地下に電線や排水管を通すための工事をしていて干上がっており、ヨシキリやカモなども全く見られませんでした。がっかりです。


ホテルに戻って一休みしてから『チェ・ゲバラ 28歳の手紙』という映画を見に行きました。

ゲバラの名前は私が学生の頃、学生運動の闘士たちがよく口にしていた名前で、その当時は私は興味を持ちませんでしたが、もしゲバラが本当にこの映画に描かれているような人なら私はこんな人物が大好きです。
映画は、医者であった彼がキューバの腐敗した政治に憤り、カストロと共に武力闘争に身を投じ、どのように部下たちを率いていったかを描いていますが、私には彼がとても魅力的に見えました。時間があったらどうぞご覧になってみてください。


写真は五百渕近くの十割蕎麦屋「まほろば」店内に併設された櫛・簪(かんざし)などの骨董品。

鎧兜の方は驚いたことにあの『忠臣蔵』の大石くらのすけ(内蔵助と書くのでしたっけ?)が生前使用したものだそうです。
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by scrooge9902 | 2009-01-22 20:43

『人猫』旅日誌 1月20日 郡山 舞台監督送別会

南相馬も郡山も「こころの劇場」で小学生を招待する公演でしたが、どちらの公演も子供たちは喜んでくれたようです。


昨夜は終演後、昨年五月から始まったこの『猫』の旅の舞台監督を、誰とも代わらずずっと一人で勤めてくれた吉野さんがとうとう別の現場に移動することになり、その送別会がありました。


私はこの吉野さんに、自分が使うセットを稽古の段階から改良してもらい、それによってとても演技がしやすくなりました。

実はステファヌスが森のシーンで載っている台というのは、魔法をかける時の煙りの噴出口があったり、それを効果的に見せる照明機材が仕込んであったりして結構狭いので、私の左足を舞台袖の方から客席の方へ移動するためにはよいしょと足を10センチほど持ち上げなければなりませんでした。
それを、私の座るハコウマ(椅子の代用にもなる木箱)の位置を変えて足を持ち上げなくても動かせるだけのスペースを作ってくれたのです。

もう一つはドラマの幕切れで、カーテンコールのため皆は走って袖に消えますが、台上に立ったままの姿勢で引っ込みたかった私のために、目立たぬ“ツカマリ棒”を作ってくれ、お陰で勢いよく引かれる台の上に立っていても随分安全になりました。

この二つの改良は皆さんにはあまり理解していただけないかも知れませんが、演技の幅が大きく広がり、私のステファヌスの役作りに決定的といってもよいほどの大きな貢献をしてくれました。
ですから、この私の要望を聞き入れ、セットを改良してくれた吉野さんに私は大変感謝しているのです。


吉野さんはこの作品が一番好きだと公言している方で、何日もかけ引継ぎを全部済ませた彼は今日の公演を久々に客席から見ていました。

しかし、客席から見て気付いたことをしっかり手帳にメモして来ており、こんな席でも若いスタッフに色々注意をしておりました。

こんな熱い思いの裏方さんに支えられて、この『猫』は成り立っているのです。

ちなみに吉野さんの次の現場は『キャッツ』で、今度は何匹もの猫たちの世話をするそうです。
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by scrooge9902 | 2009-01-22 10:15

『人猫』旅日誌 1月19日 南相馬市 ゆめはっと

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昨夜はホテルのフロントで教えてもらった食事処「こけし」で、メヒカリの唐揚げとアンコウ鍋定食をいただきました。

メヒカリは体長15センチほどの淡泊な白身の小魚で、これを一夜干しにしたものを唐揚げにしてポン酢で食しますが、これが絶品でした!

うっすらと塩をした皮が甘みのある新鮮なその白身を包み、頭から全部食べられるその食感はほくほくとしていて感動的でありました。

余所でも採れるらしいこの深海魚はここいわきのものが一番有名になったそうです。


メヒカリからいただいた感動を、今度は私がお芝居という別の形の感動にしてお客様に伝えなければいけませんね。

写真は1500円のアンコウ鍋定食。
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by scrooge9902 | 2009-01-19 08:56

1月17日 パルテノン多摩

ここパルテノン多摩の大ホールは1364席の大きな劇場ですが、「こころの劇場」として600余名の小学生を招待した座席以外は完売という盛況ぶりでした。

先月までトリバーを演じていた菅本さんや、明日からタドベリを演じる吉谷さん、ほかにも明日からアンサンブルとして入る女の子たちや劇団の関係者も見学に訪れていたからというわけでもないでしょうが、私が心配していた「わさわさ感」は消えていたように思います。

「白鳥の王様」のシーンで、私の好きな“弾けるような子供たちの笑い声"を何度か耳にしましたし、またお見送りの時に、4,5歳のお子さんがお父さんやお母さんと一緒に観劇してくれた組がとても多かったんだと分かりましたが、、その子たちも私の手を取りにたくさん来てくれましたから、きっとお芝居を楽しんでもらえたのでしょう。

この調子で明日からの東北・北陸の旅を続けて行きたいものです。
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by scrooge9902 | 2009-01-18 03:07

『人猫』旅日誌 1月16日 下田

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1月12日に新宮、14日に小田原で場当たり、15日小田原の朝昼公演、16日下田での昼公演とやってきましたが、新宮で一人、小田原でさらに二人、下田でまた一人とアンサンブルの役チェンジがあり、おまけに主役のライオネルとジリアンとトリバーが柿沢、小川、はにべに代わったこともあって、なにかわさわさとした中で四回の公演は過ぎて行きました。
明日の多摩センターでの公演でも何人かチェンジになりますが、その後は秋田青森山形など寒い地方を一ヶ月以上同じメンバーで回ることになりそうなので、このカンパニーも落ち着いて来るでしょう。


そんなわけで昨夜の宿舎、下田プリンスホテルでは、多摩センターを最後にしばらくこのカンパニーを離れる渋谷タドベリのお別れ会をおじさん三人でささやかに執り行いました。

そして今日の公演のあとは、帰りの電車の時間を遅らせ、かねてより目を付けていた小川家という鰻やにはにべさんと行ってきました。
40分かけて、ふわふわとろとろに焼きあげたうなぎをあっさりとしたたれに浸した一品は鰻本来の味が堪能できて大層美味でした。

食い意地の張った私の性格は今年も治りそうもありませんね。

写真は伊豆七島の間から昇る日の出を撮りました。
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by scrooge9902 | 2009-01-16 19:52



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