石波義人の俳優日誌

公演日誌 Ⅳ (大阪続き)

大阪での公演終了後、大変珍しく懐かしい人が楽屋を訪ねてきた。
10年前、当時のアテレコ業界で多くのディレクターに惜しまれ、それでもそれを振り切って実家の淨慶寺というお寺に戻ってお坊さんになられた、私の先輩吉水慶さんである。

吉水さんが楽屋を尋ねてくれたのは私が大阪での公演のご案内をしたからだが、今はまったくお芝居と縁のない世界に身をおいていても、昔一緒に苦労して芝居づくりをしてきた仲間との再会は10年という時の流れを感じさせない打ち解けぶりで、われわれも大変楽しく懐かしいお酒をいただいた。

その後、吉水さんは久々に昔の仲間に会ったせいで興奮したのでしょう、もう一軒行こうというので、私をはじめ金子、石田、坂本がお供をしましたが、連れて行かれた店は韓国から来たお姉さんが大勢いるカラオケスナックでした。
そんなところに行ったことがなかったからでしょう、金子、石田の二人はその女性たちとの応対に困っているように見えましたが、舞台の上であんなに怖い刑吏ややりたがりの俳優を演じているのにここではまったく初心な“貧しい新劇俳優”になっているのが、私や坂本にはとてもおかしく感じられました。

それにしても吉水さんの“ナマグサ”振りは健在で、私はうれしく思いました。
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by scrooge9902 | 2005-02-15 19:00 | ゴンザーゴ殺し
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