石波義人の俳優日誌

公演日誌 Ⅰ(1月22日のこと)

1月28,29日に大阪で、30,31日,2月1日に京都で公演を打ち、翌2日は大阪で朝から夕方まで一般の人を対象に『演劇ワークショップ』を催し、そうしてその日東京に戻ったのが深夜だったので、タフな私もさすがに疲れが出たようだ。3,4,5日とよく眠り、西本さんからプレゼントされた佐藤愛子の『血脈』など読みながらごろごろしていた。

そうして久々にこのブログを見ると公演2日目から何も書かれていないのに気づいた。

で、ブルガリア公演に向けての稽古が始まるまで2週間ほど暇なので、思い出すまま公演中の出来事を書いておこうと思う。


まずは初日を見てくれた私の友人の感想から

 先日は「ゴンザーゴ殺し」を観る機会をあたえていただきありがとうございました。

  (中略)

今まで観させていただいたどの演劇も「観にきてよかった」と思っておりました。今回も前にもまして同じ思いでした.。熟達した演技とストーリーの流れ,舞台装置圧巻でした。
石波さんも 自由に,全存在演じておられ,あの役が石波さん自身かと錯覚がおきそうなほどでした.。
充分楽しませていただきました。

「昴」のテーマにはいつも普遍的なものがあり,私には興味深いですし,こころ惹かれます。
どなたが選ばれているのでしょうか。
どのようにして演目は決められるのでしょうか。

今回もおもしろかったのは劇中の人間関係はまさに現在も至るところで起こっていること   だからです。人間の「光と影」を直視していること、それでも真実を守ろうとしているチャー   ルズの崇高さ,力強さにも惹かれました.。゛

夫から「今までで一番インパクトがありました。」とお伝えくださいとのことです。

これからもますますご活躍くださいませ。
いつかお目に掛かれるのを楽しみにしております。

               宮本佐代子 


宮本さんはカウンセラーで、かつて私の演劇ワークショップに参加され、それ以降10年以上も私の出演する芝居を見に来てくださっている方ですが、うれしかったのは「あの役が石波さん自身かと錯覚がおきそうなほどでした」と演技を褒めてくれた以上に、「劇中の人間関係はまさに現在も至るところで起こっていることだから、人間の光と影を直視している」からこの芝居が面白いといってくれたことです。

我々昴の俳優がほとんどボランティアといってもいいような条件で舞台を続けているのも、演劇は宮本さんが書いてくれたような文学性をエンターテイメントとして提供できる数少ない芸術だと思っているからではありますまいか。
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by scrooge9902 | 2005-02-06 01:39 | ゴンザーゴ殺し
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